2013年2月20日水曜日

【アコンカグア登頂報告②】ベース入り、テント生活編

リレー第2弾!!


■ ペニテンテス → コンフルエンシア

飛行機地獄を乗り越え、やっとこさ本来の目的「登山」が出来ます。
ペニテンテスより「INKA」カーでオルコネス渓谷登山口へ。

さぁ登山開始!!


登山初日、晴天!真正面にアコンカグアを望みトレッキング開始です。


とは言っても初日は3時間くらいのトレッキング。
ダラダラと緩い傾斜を登り高度差400mほど。
あっという間に第一目的地、コンフルエンシアに到着です。
飛行機生活でたるんだ体には丁度良い運動。




ここで順応も兼ねて3日間滞在。

到着してまず驚いたのは、テントの大きさ。
食堂テントやキッチンテントと、人が立って歩けるサイズ。
というか、中にダイニングテーブルが入ってしまうお家サイズ!
中はこんな感じ↓↓

コンフルエンシア滞在は3日間。暇な時間が多いので各自読書タイム。


南米ならでは、テント生活で流行っていたのはマテ茶
変わった容器で飲むため珍しくて盛り上がってました。
が、初日でわりと飽きて、翌日からはほぼコーヒー飲んでましたが。


あと、マテ茶絡みで残念な事件も。

佐々木さんが買ったマテ茶カップ、何故か選んだ物と全然違う物を渡され、
さらに数回使用して自然に割れました。

  
あれ?なんか漏れる・・・って思ったら割れてたの図                  皆で仲良くマテ茶


■ コンフルエンシア → プラサ・デ・ムーラス(ベースキャンプ)

いろいろ端折ります。実際はこの3日間、どう暇を潰すか各自工夫をこらしておりました。
原田君はひたすらニンテンドーDSでドラクエを。
のちに現地の人から「ニンテンドー」とのあだ名を付けられるほどのハマりっぷりです。


さぁ前半戦の山場、ベース入り。
しかし、以前にも報告しましたがこの肝心な日になんと最悪の天候。
雪ならまだしも、雨。。。

雨に濡れ、荷物も濡れ、完全に気力を奪われます。
途中から雪に変わり寒さも身に染みる。。。
さらにベースキャンプは標高4,300m、
新しい未知の高度ということも重なりメンバー全員だんまり。

っていう状況だったのでろくな写真を撮っておりません汗


そんな中を約8時間。
ロングビーチと呼ばれる長い長い道のりをゆき、やっとの思いでベース入りです。


雪のプラサ・デ・ムーラス(BC)


と、今回はここらへんまで。
次回の記事は佐々木さん。
高度順応とかアタックのこととか綴ってもらいましょう。


最後に、
ベースキャンプ生活を簡単に紹介↓


■ 食事編
ベースキャンプではエージェントの「INKA」が食事を用意してくれます。
しかも結構おいしい!!

そしてなんと、、、
夕食には毎食ワインが一本付いてくるという。

ワイン→スープ→メイン→デザート
が基本メニュー。

メニューも多彩。
肉メインのアルゼンチンですが、ピザやラザニアなんてシャレた献立もありました。







■ 施設編
世界一充実したBCなんて呼ばれるそうで、
かなり充実しています。

キッチンテント。

 ギネス認定。世界一高い場所にあるアートギャラリー。

シャワー。一回10分程度、15ドル。

そのほか、写真は撮ってませんがインターネットや充電が出来る施設も。
資源は全て太陽光!


■ 番外編 ムーラについて
アコンカグアを語るうえで外せないのがムーラの存在。

ムーラとは、、、
馬とロバのあいの子で荷物を運ぶのに使われます。
登山者の荷物もBCまでであれば彼らに頼むことが可能。
自分で運ぶ荷物を減らし体力を温存出来るというわけです。

僕らの荷物もBCまで運んでくれました。

とんでもない量の荷物を運べます。
人でも苦労するような傾斜の道を登れます。




■ ベースキャンプからの風景
なんだか長くなってしまいました。すみません。
最後に、ベースキャンプからの風景をお届け。

 
アコンカグアはデカい!

夕日に染まるアコンカグア。美しい・・・ 

お隣さんはギター持参。いい雰囲気です。


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