さぁ、いよいよ頂上も近づいてきました!
が、地上の距離感覚とは違うもの。まだまだ長い道のりが続きます。
【6月15日】
現在地、標高4,300mの「14キャンプ」と呼ばれる地。
4,300mといえば、日本一の山 富士山を優に超える高さ。。
空気も薄く、雪に覆われるほどの寒さです。
スタートしてから早1週間以上。
疲労もピークになってきました。
それでも、天気が荒れると強風が吹き荒ぶため、防風壁が必須。
疲れ果てた体を無理やり動かして、みんなで氷のブロック壁を作りました。
氷の壁で風は防げるものの、暖を取ることはできるのでしょうか?
きっと雪で作る“かまくら”と同じ原理なのでしょう。
【6月18日】
さて、まだまだマッキンリーの先は長い!!
ここで留まっているわけにはいかない、ということで、歩みを進めます!
次に目指すは「ヘッドウォール」。ここは標高4,900m。
そして、なんと斜面の角度は40度~55度。
そう、皆さん覚えていますか??
マッキンリーではシェルパーがつかないということを。
こんな感じで、自分で荷物を引っ張っていくのです。
ひきずるだけでも腰に負担がくるのに・・・
この荷物を背負って急斜面を登っていくのです。
リポビタンDの「ファイトーーーー!!!いっぱぁぁつ!!!」が
延々と続くイメージでしょうか。
さすがにそんな場面で撮影する余裕もなかったようで、写真はございません。。。
でも、4,900m地点に着いた際にはこんな笑顔♪
余裕を感じさせる表情ですが、実はこんなに高いところまで来ているのです。
雲を遥か下に眺め、雪に覆われた山・・・
そして、この後はまた「14キャンプ」に戻って宿泊しました。
こうやって、登っては下り、登っては下りを繰り返して
徐々に体を高度順応させていくのです。
さぁ、いよいよ次回は頂上アタック!!!!!
「成功」したことは分かっていても、ハラハラドキドキの道中だったようです。
お楽しみに♪
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