こんにちは。上山です。
久々に書きます。
原田に続き、自分も個人トレーニングの報告を。
日本三大急登(きゅうとう)というのがあるそうです。
読んで字のごとく、急な登りって意味。以下三か所です。
○甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根
○谷川岳 西黒尾根
○烏帽子岳 ブナ立尾根
ちょうどその前の山行で谷川の西黒は経験済み。
その時はまぁ急な登りだなぁくらいでわりと余裕をもって完登。
「日頃鍛えてる成果だ!」
なんて自信を付けたわけです。
その勢いにのって、
今回チャレンジするのは甲斐駒ケ岳の黒戸尾根。
標高2967m、日本屈指の名峰です。
力強く、威風堂々たるその姿はまさに日本を代表するオトコ山!
で、今回は単独テント泊、20キロ以上になる荷物を背負い意気揚々といざ出陣。
話がかなり長くなりそうなので端折りますが、
まぁこの段階でオチは読めると思います。
噂通りの急登。ひたすら連続の梯子に鎖場。
で、早々に膝やられ、景色も樹林帯ばかりで変化なし。
夜は寒くてろくに寝れず。心身ともにボロボロになりながら登頂といった具合でした。
調子こいてテント泊なんかせんで小屋泊軽装にすれば良かったと本気で後悔。
まだまだ修行が足りんようです。
この尾根、巷じゃ「バカ尾根」とか「マゾ尾根」だとか。そんな呼ばれ方もされているようで。
そんな黒戸尾根の特徴をわたくしの実体験をもとに箇条書きにしてみました。
・長い(高低差2200メートル)
・ひたすら樹林帯(頂上付近まで続きます)=景色楽しめない
・梯子鎖場の連続。
・登りなのに下る。不安になるくらい、がっつり下る。
以上。
肉体的にも精神的にもなかなかのものです。
まさに、修行です。
ただ、頂上の絶景を見ると全てが吹っ飛びます。
360度パノラマ。北岳をはじめとする南アルプスの山々。八ヶ岳、富士山もバッチリ。彼方には北アルプスもちゃんと見えます。
うーん、
結論。イイ山!
また登るでしょう。
甲斐駒!勇ましい・・・「男」を感じさせる堂々とした風貌。惚れ惚れします。
噂の「刃渡り」 言う程切れ落ちた感じは無く、結構普通。
最初はアスレチック気分で楽しかった梯子。
しかしこうも続くとイライラ。。。
そしてイライラを越え、笑えてくる。
有名な二本剣。カッコいい~♪バックの富士山もナイス
登頂だーーー!!!目が疲れてます。
頂上の景色。北岳!!
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