2013年1月23日水曜日

【アコンカグア通信】登山4日目。前半の山場、ベースキャンプ入り!

 
 
登山4日目
前半戦の山場、ベース入りです。

目指すはプラサ・デ・ムーラス、標高4300mのベースキャンプです。
予定では9時間の長丁場。
なのに超残念な事に朝から雨がしっかり降ってます。

砂ぼこりが少なくてイイって考えもありますが、やっぱり濡れるのは嫌です。
通称ロングビーチと呼ばれるダラダラと長い道をいきます。
ここでの雨は拷問です。寒いし、ザックびしょびしょだし、
屋根になるような場所もないので休憩しても休んだ気がしません。

ただただ、黙々と歩きます。

4000mを超え、呼吸を意識しないとすぐ酸欠に。
何とかなるなんて放っておくと頭痛だの何だのって、簡単に高山病になっちゃう。
ロングビーチを超え、ベース手前の急斜面を登り、ゆっくりゆっくり。

そんなこんなで、
ぜえぜえ言いながらも何とかベース入り!!

ここでゆっくり順応するのがポイントとの事。
間違っても疲れたからってすぐに寝たりしちゃイカンようです。
なので今晩はぺちゃくちゃとおしゃべりをしながら、酸素いっぱい吸ってから寝ます。

そうそう、日本を発って1週間経ちまして、すごい久しぶりに味噌汁飲みました。
チルドですが。
やはり、
キングオブスープはジャパニーズ味噌汁で決まりですね。
では。
最後に写真を。
 
 
 
 
無事ベース入り!
 
 
 
 
 
 

 
ベースから見たアコンカグア。神々しい!!
 
 
 

【アコンカグア通信】登山3日目!ベース入りに向けて。


 
登山3日目。
 
2日目は順応の為アコンカグア南壁、標高4000mまでトレッキング。
さすがに始めての標高だけあって空気薄い感じはありましたが、
サンドイッチ持って美味しいコーヒー飲んで楽しくピクニック的に

にしても、アコンカグアはデカイ!
 

 

 
 
さて、コンフルエンシア滞在もやっとこさ最終日。順応の為とは言え、暇です。
しかしテント生活とは言ってもわりとイイ暮らし。
現地最大手エージェント様様で、大きい食堂テント貸切で優雅に過ごしております。

ガイドの倉岡さんがコーヒー豆を挽く機械を持参。
毎日挽きたての美味しいコーヒー飲み、食事はエージェントが用意。

ただ、優雅ではありますが、とにかくやることがナイ。暇。。
 

そんな中、実は現地ドクターのルチアーナが昨日誕生日でした!
という事でお祝いにワインをプレゼント。
とっても喜んでくれて、ハイ、チーズ♫
 
 
 
 
 
ちょうど他の登山者とかも交じって、ハッピーバースデーなんか歌っちゃったり。
なんだかとってもイイです、こういうの。

言葉は通じなくても共有出来る事ってありますね。
うん、テント生活も悪くない。

 
明日は前半の山場、通称ロングビーチと呼ばれる長い道のりを行きベース入りです。
本日は休養日。ゆっくり休んで明日に備えます。

チャオチャオ〜
 
 

2013年1月19日土曜日

地球の裏側から~ 更新!!

オーラー!!

ただいま標高3400m、第一のキャンプ地コンフルエンシアです。
時差は12時間、なので夜を迎えるところです。

アルゼンチン、日がとっても長くてまだ明るくて、
夜の9時くらいからだんだん暗くなってくる感じです。


さてさて、
今のところとても順調。
3400mなので高山病などの症状もまだ誰も出ておりません。

このコンフルエンシアで3日間過ごします。
通常2日間で済ます人が多いそうですが、念には念を。
この高度での順応がカギを握るとのこと。

全てはベース入り成功の為です。
ベース入りでしんどいとその後さらにしんどくなるばかりです。
ベースキャンプが休養の場所でなければなりません。
なので3日間、かなり暇ですがのんびりやっていきます。

明日は高度順応でアコンカグア南壁へ。4000mくらいです。

そんな感じで、近況報告でした!!


ということで本日の写真、チョロっとアップします。


いざ出発!の一枚

後ろに見えるのがアコンカグア‼ テンション上がります!

コンフルエンシア到着〜

2013年1月17日木曜日

真冬から真夏、日本の裏側へ

先日の羽田大雪のため、前入りができず、成田へ直行。 その便も遅れ、とにかく急いでドタバタとしながら出国。 成田⇒トロント、トロントでトランジット九時間、トロント⇒サンチャゴ、サンチャゴ⇒メンドーサと、丸々二日移動しました。 機内食を食っては寝、トランジットではバーに入り浸り、また機内食。 3kgくらいは太った気がします。 途中、機内からアコンカグアが見えました。 独立峰、一山だけ屹立、雲を突き抜けており、イメージの五倍くらいのデカさでした。さすが、約7000m。 メンドーサの夜は石川社長からの餞別で、景気付けに豪華ディナー&ワイン。 そして今日は登山許可書を取って、買い出しして、遂に出発。 明日よりトレッキング開始です。

2013年1月16日水曜日

DACアコンカグア男性登頂隊壮行会&成田編

DACアコンカグア男性登頂隊壮行会編


2013年1月15日(火) 8時30分よりDACアコンカグア男性登頂隊の壮行会が東京本社で行われました。
大雪のため、北海道から参加する原田さんは、残念ながら壮行会には間に合わず。成田で合流することになり、東京本社の上山隊長と佐々木さん2名を送り出す事になりました。


佐々木さんと上山隊長


 入谷神社宮司様による安全祈願


アコンカグア隊に向けたビデオメッセージVTRが放映されました。


南米最高峰アコンカグアに挑戦する上山隊長と佐々木さんから
決意表明と感謝の言葉


2012年8月にアフリカ最高峰を極めた
キリマンジャロ女性隊の佐藤元隊長と安本隊員から花束が贈られました。



ここでDAC太鼓部の師匠、小林太郎先生が登場。
ちなみに佐々木さんはDAC太鼓部員、上山さんも元太鼓部員であり
小林太郎先生とは師弟関係にあります。
心を込めて激励太鼓を奉納します。




キリマンジャロ隊の一人、かつ太鼓部員、
さらに上山隊長の部下でもある向井さんが飛び入りで太鼓を演奏。


南米最高峰アコンカグア(標高6,962m)登頂に向けて
いよいよ出発します!
皆さん、応援よろしくお願いします。



DACアコンカグア男性成田出発編




京成上野駅14:00発のスカイライナーで成田に向かいます。



佐々木さんのご両親が見送りに成田駅まで来てくれました。
昨日はたくさんのご親族や友人からエールの電話をもらったとのことです。


15:40、雪で飛行機が飛ばず、壮行会に参加出来なかった
デイリー・インフォメーション北海道の原田さんがようやくタクシーで到着。
17:00発の飛行機だったので、焦りました。

ご紹介します。原田さんです。


とにかくチェックインカウンターへ!
荷物が大量なだけに時間もかかります。
もう時間がありません。


でも、しっかり記念撮影。しっかり笑顔。



アコンカグア隊3名はエアカナダ航空便でトロント経由、理知の首都サンティアゴへ向かいました。サンティアゴからアルゼンチンのメンドーサまで36時間の旅となります。
頑張って!そして何よりも気をつけて!

2013年1月15日火曜日

いよいよ出発です。


Hola!!

本日17時発の便で出発します。

約12時間かけてトロントへ。
トロントで乗り継ぎ9時間。
トロントからチリのサンティアゴへ、約10時間
サンティアゴで乗り継ぎ4時間
サンティアゴからアルゼンチンのメンドーサへ、約1時間・・・

で、結局何時間かかるのか。。。
36時間!?

今計算して自分でもびっくり。
到着するころには足が劣化してそうです。


さて、いよいよ出発ということですが、
順調に言った場合、
アコンカグア登頂は、日本時間 1月30日(水)22時~1時頃になります。
※参考:アルゼンチン時間で朝4時頃の出発 → 昼の10~13時頃の登頂予定となっております。アルゼンチンの時差は-12時間です。

そして登山中、以下3点の方法で情報を配信出来ればと思います。


①リアル位置情報
SPOT衛星追跡装置をつけ、10分おきに今どこを歩いているか、リアル位置が見れます。
  以下のサイトで確認出来ます。
  スイッチが入っていれば、10分に一度の間隔で更新・表示されます。
http://share.findmespot.com/shared/faces/viewspots.jsp?glId=05fnPqkseZUYJfOZ66yZzRVkEs26ITX0g
  ただし、電波の兼ね合いや部屋に入ったり、端末がひっくり返ったりする等あった際には
  変なところにマーキングされたり飛んでしまったりすることがあるそうです。

②生中継
生中継で、リアルタイム共有が出来る方法を模索し、ustreamの番組設定をしました。http://tinyurl.com/ayyztuq
  途中途中でNET(wifi)に接続出来れば、ustream中継が可能です。現地に行ってみないと電波状況分かりませんが、何回かUP出来るよう試みます。

③ブログ更新
現地で更新出来ればする予定です。ちょくちょく見てみて下さい☆


以上、出来る限り皆様に情報をお伝え出来ればと思います。

それでは引き続き応援の程、よろしくお願いします!


いってきます!!!

まだ札幌

実は大雪に見舞われ、まだ札幌です。

総務の赤坂さん迅速な手配により、本日の札幌⇒成田行きへ振り替えです。

ギリギリの到着です。
(今開催中であろう)壮行会にも参加できませんでした。


まぁでも、もう一度北海道の社員と会えてよかったです。

また、先日、北海道での壮行会後。

エレベーターまで全社員に「いってらっしゃい」「死なないでね」「頑張ってね」「原田さん好き」などと、お見送られたのですが(これは、社長や常務、顧問などがお越しになられ、お帰りの際に、全社員総出で過剰な形でお見送りするという北海道の恒例の挨拶です)、気持ちがいいものです。

大名にでもなった感じです。

雪のおかげで、平社員の私ももう一度「お見送り」を味わえます。

さすがに今日は無事飛びますように…。


では、波乱のアコンカグアスタートです!

2013年1月13日日曜日

6000m疑似体験でクラックラ


やっと荷詰めが完了しました。

10時に起きて今までやっていました。

部屋の四方に散らばった山用具を集め、ザック(70l)とダッフルバッグ(120l)に収納。

ふーっ。
アコンカグアというか、まずはこの荷を背負って明後日本社まで出社できるのかが不安です…。


本日はレーション(行動食)としてお菓子を大量購入(なんと5000円分も!)。

行動食といったら、

スポーツようかんとか、
エナジージェル的なものだったり、
スニッカーズみたいなものや、
キャラメルなんかが主流ですが、

私の買ったものは、

カリカリ梅や茎わかめ
ビーフジャーキーや柿の種
味ごのみみたいなヴァラエティパック
チーズかまぼこ

と、大学生のお酒のおつまみみたいなラインナップです。
登山中は甘いものよりもしょっぱいものが食べたくなるんですよね。

山に入っているのは2週間、歩いているのは10日間なのですが、どれくらい購入すればよいのか感覚がつかめず。
備えあれば憂い無しと、買いまくりました。
多すぎたらホテルに置けるというし…。


さて、昨日一昨日は、最終調整としてミウラドルフィンズさんで低酸素トレーニングを行ってきました。

前回は3500~4000mのトレーニングでしたが、今回は6000mまで体験してきました。

6000mともなると、呼吸を意識しないとすぐに酸欠に陥りクラックラです。
しかし、6000mといえど、呼吸を意識すれば平地に近い状態に保つことができます。

今回も”呼吸”がいかに重要かを学びました。

いつもご丁寧に指導いただき、ありがとうございます!

2013年1月8日火曜日

八ヶ岳トレーニング

新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

そして、新年早々行ってまいりました八ヶ岳。

超充実の3日間でした。

とりあえず、主だった写真載せます。
説明がいちいち長くなりそうですが、読まなくて全然良いです
写真で雰囲気だけでも感じてもらえればと。


【1日目】
今回の拠点となる赤岳鉱泉にお昼頃到着。
まずはじめに目に飛び込んできたのは、、、

どーん!!!
アイスキャンディ!
八ヶ岳名物の人工氷瀑です。
噂には聞いていましたが、本物はかなりの迫力。
これでもまだ完成系じゃなくもう少し大きくなるそうな。

で、1日目は移動日で午後の行動予定はこれといってナシ。
無論、早速チャレンジです☆
アイスクライミング用のアックスとアイゼンをレンタルし、いざ挑戦。

両手両足に刃物をまとい、全身で登ります。
登ってみると結構高度感あります。
そして見た目以上にハード!2本終わって腕パンパンです。でも超楽しい。
アックスが氷にガッと決まる瞬間は快感・・・


【2日目】
赤岳~横岳~硫黄岳の縦走。
朝の気温は-18度

寒いは寒いが、
思ってたよりいけるかも。
天気も良いし、風がなきゃポカポカで動いてると暑く感じたりもします。



赤岳登頂!ここまでは割と順調。ただ、雪道の直登はふくらはぎ疲れます。


にしても、天気の良い雪山は最高に気持ちイイ!
お得意の逆光ショット☆
しかし午後には風が出始め、途中風速20mを超える強風を体験。
冬山の厳しさを実感。顔が痛い。バラクラバ(目出し帽)に救われました。


凍てつく標識。

今回の山行メインとなる縦走を無事終了。
やはり、装備の重さや雪上歩行、あとは精神的なところもあって夏山と比べると格段に疲れます。

が、それ以上に景色がとてつもなくイイ!これぞ雪山の醍醐味といえる絶景も味わえました♪


【3日目】
最終日はフィックスロープを使ったユマーリング練習。
アコンカグアでは使いませんが、基本知識として教習を受けました。
自然の氷瀑をユマールとピッケルで登っていきます。


そしてまたまたアイスクライミング!


やはり、超楽しいです。
アコンカグアから帰ったら本気でやろうと決意。(ボルダリングも復帰します)



午後には下山し、赤岳山荘にて最後に食事をと移動中・・・

山荘前でカモシカ発見!!カメラ目線!!
風邪っぴきの原田君が3日間で一番テンションが上がった瞬間でした。
どうやら赤岳山荘で餌付けをしているようで、毎日現れるそうな。

にしても、どういった所以か。「カモシカのような足」なんて表現。
犬と変わりない気がします。


その後、赤岳山荘で肉うどんを食して帰りました。
肉うどん写真撮り忘れましたが、これホントに旨いです。まさに絶品。

自分の中では、今まで食べたうどんの中でベストと言っても過言ではない!
みなさんも八ヶ岳へ行く際には是非!


そんなこんなであっという間の3日間。

今回の一番の目的は、自分らの装備が寒さにどこまで耐えられるかの確認。
-20度、さらに風速20mでもやり過ごせたことを考えると合格点かと思います。



さぁあと1週間!
今からあがいても仕方ない。やれることはやった。
ならばあとはじっと待つのみ。体調管理だけはしっかりしなきゃ。

とは言いつつ、お仕事もガッツリたまっております。
しっかり食べて。チオビタ飲んで。しっかり働きます。


待ってろアコンカグア!!!

アディオス!