2014年7月29日火曜日

マッキンリー登頂の全貌見せます! -Part.3-

さぁ、いよいよ頂上も近づいてきました!
が、地上の距離感覚とは違うもの。まだまだ長い道のりが続きます。


【6月15日】

現在地、標高4,300mの「14キャンプ」と呼ばれる地。
4,300mといえば、日本一の山 富士山を優に超える高さ。。

空気も薄く、雪に覆われるほどの寒さです。



















スタートしてから早1週間以上。

疲労もピークになってきました。


それでも、天気が荒れると強風が吹き荒ぶため、防風壁が必須。

疲れ果てた体を無理やり動かして、みんなで氷のブロック壁を作りました。

氷の壁で風は防げるものの、暖を取ることはできるのでしょうか?

きっと雪で作る“かまくら”と同じ原理なのでしょう。



【6月18日】

さて、まだまだマッキンリーの先は長い!!
ここで留まっているわけにはいかない、ということで、歩みを進めます!


次に目指すは「ヘッドウォール」。ここは標高4,900m。

そして、なんと斜面の角度は40度~55度。


そう、皆さん覚えていますか??
マッキンリーではシェルパーがつかないということを。


















こんな感じで、自分で荷物を引っ張っていくのです。


ひきずるだけでも腰に負担がくるのに・・・
この荷物を背負って急斜面を登っていくのです。


リポビタンDの「ファイトーーーー!!!いっぱぁぁつ!!!」が
延々と続くイメージでしょうか。


さすがにそんな場面で撮影する余裕もなかったようで、写真はございません。。。


でも、4,900m地点に着いた際にはこんな笑顔♪




















余裕を感じさせる表情ですが、実はこんなに高いところまで来ているのです。
















雲を遥か下に眺め、雪に覆われた山・・・


そして、この後はまた「14キャンプ」に戻って宿泊しました。



こうやって、登っては下り、登っては下りを繰り返して
徐々に体を高度順応させていくのです。




さぁ、いよいよ次回は頂上アタック!!!!!



「成功」したことは分かっていても、ハラハラドキドキの道中だったようです。

お楽しみに♪

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