今回の山行、私はあらゆる場面でミステイクを犯してしまうのでした…。
ミステイク1 ヤングジャンプと松尾スズキ
夜行バスへ持ち込んでしまったヤングジャンプ。登り口である中房温泉にはもちろんゴミ箱などあるはずがなく…。さらに私は、帰りに新幹線などで読もうと松尾スズキ著『宗教が往く 上』までザックに入れていました。道中にこれを開いたのは一度きり。開いたのは私ではなくガイドの倉岡さん、開かれたのはヤングジャンプのグラビアのページだけ。読まない本が二冊。ただの重荷っちゅー話です。
ミステイク2 サーマレストと寝袋と80Lザック
今回はハイシーズンということもありテント泊ではなく山小屋へ泊まらせていただけました。しかし、どこで仕入れたか私の中の山小屋のイメージは、木の床の上に山男が鮨詰めになって眠る場所となっており、サーマレスト(寝床にひくマット)と寝袋を持参。しかし、夜行バスとは逆に山小屋は布団と毛布とストーブで温かく私たちを迎えてくれたのでした。そのため、50Lくらいのザックで十分なのに80Lザックという追い討ち。ただの重荷part2。
ミステイク3 雷鳥を見つけようゲーム
冴えない名前のこのゲーム。雷鳥とは高所に生息するまん丸としていて可愛い野鳥。この雷鳥は寒くなると現れ、登山者を和ませます。佐々木さんなどは雷鳥を見つけてはデジカメで追い回し「良い写真撮れたよ」ととても喜びます。この雷鳥を見つけた数が一番多い人がみんなから酒をおごってもらえるというゲームです。私がチーム間のコミュニケーションを図りたい一心に創作したゲームでしたが、雷鳥は一匹も現れませんでした。
などなど、今回の山行では、私は必要以上に重い荷物を背負って雷鳥を見つけようと提案する間抜けな男だったのでした。
と、またどうでもいい部分を膨らませてしまって反省しています。
反省しながら今回の山行を簡潔にまとめます。
1日目 中房温泉~燕岳~大天井岳~ヒュッテ西岳
燕岳まですごい渋滞。ヒュッテ西岳はこじんまりとした山小屋。睡眠不足のためか頭痛がするので、飯後、即イブ。目覚めると大回復。倉岡さんを囲み山話。
2日目 ヒュッテ西岳~槍ヶ岳~南岳小屋
上山隊長憧れの槍ヶ岳へ。やや渋滞。南岳小屋は大きな山小屋。日本酒を片手に倉岡さんからセブンサミットの話や装備の話を伺う。セブンサミットをはじめ、経験豊富な国際ガイド。今プロジェクト達成のキーマンだなと思いました。
3日目 南岳小屋~大キレット~北穂高岳~涸沢小屋~上高地
泣く子も黙る大キレット。大人も黙る。落ちたら死ぬなという岩場。それが一時間くらい続きます。高所恐怖症の私には拷問。佐々木さんだけは「俺子供のころアスレチックとか大好きだったんだよね~」と楽しそうにずいずい進んでました。頼もしいぜ。上高地到着を地ビールで乾杯!トレーニング無事終了。
きっと槍ヶ岳や大キレットって憧れの山ですよね。
そして、倉岡さんのような凄い方に出会えるのもDACグループのお陰です!
ちなみに、本日はキリマンジャロ隊の佐藤暁子とトレーニングに行ってきました。
急登で名を馳せる「恵庭岳」。
すごい雨と風でしたがすいすい行けました。さすがサミッター。
今日は今まで一番佐藤暁子と話しました。
仕事の話や、恋の話や、犬の話。
社員とのコミュニケーションには山がお奨め!
朝礼にて、
「出欠確認お願いします~」
「原田課長と佐藤係長、本日終日恵庭岳で登山ミーティングで直帰です。」
みたいなのも弊社ならありえるな…。
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